勅使川原 真衣

「将来有望」が1年後には「使えないやつ」に。移ろいがちな他人の評価が、不気味なまでに影響力を持つ「能力」。その実態と、息苦しさをつくる社会背景をときほぐし、泥沼から脱け出す生き方を模索する。

「行きすぎた能力社会じゃ、幼い子どもを残して死にきれない!」
ガン闘病中の著者が贈る、まさかのストーリー。

――ときは、2037年。急降下した
上司の評価で病める息子を救うため、
死んだはずの母さんがやってきた!?

Avril Haines

Avril Haines was born in New York City on August 27, 1969, to Adrian Rappin and Thomas H. Haines. She grew up on the Upper West Side of Manhattan. Haines’ mother, a painter, was Jewish. When Haines was 10, her mother developed chronic obstructive pulmonary disease and contracted avian tuberculosis; Haines and her father nursed Adrian in a home ICU until her death when Haines was 15 years old. Her father, Thomas H. Haines, is a biochemist who graduated with a PhD from Rutgers University and helped in the formation of the CUNY School of Medicine, where he served as the chair of the biochemistry department.
After graduating from Hunter College High School, Haines moved to Japan for a year, where she enrolled at the Kodokan, an elite judo institute in Tokyo. In 1988, Haines enrolled in the University of Chicago where she studied physics. While attending the University of Chicago, Haines worked repairing car engines at a mechanic shop in Hyde Park. In 1991 Haines took up flying lessons in New Jersey, where she met her future husband, David Davighi. She later graduated with her B.A. in physics in 1992.
In 1992, Haines moved to Baltimore, and enrolled as a doctoral student at Johns Hopkins University. However, later that year, Haines dropped out and with her future husband purchased a bar in Fell’s Point, Baltimore, which had been seized in a drug raid; they turned the location into an independent bookstore and café. She named the store Adrian’s Book Cafe, after her late mother; Adrian’s realistic oil paintings filled the store. The bookstore won City Paper’s “Best Independent Bookstore” in 1997 and was known for having an unusual collection of literary offerings, local writers, and small press publications. Adrian’s hosted a number of literary readings, including erotica readings, which became a media focus when she was appointed by President Barack Obama to be the Deputy Director of the CIA. She served as the president of the Fell’s Point Business Association until 1998.
In 1998, she enrolled at the Georgetown University Law Center, receiving her J.D. in 2001.
On November 23, 2020, Joe Biden, then the president-elect, announced his nomination of Haines for the position of Director of National Intelligence; she became the first woman to hold the position.

荻島弘一

アジア躍進の陰に「テクノロジー」あり、は言い過ぎだろうか。前回大会から導入されたVAR、今大会はより精巧になり、半自動オフサイド判定システムも加わった。これが欧州や南米の勢いをそいでいる。
「公平なのだから、どっちもどっち」と突っ込まれそうだが、ここまでは「弱者」が有利に思える。日本戦でのドイツの2点目やサウジアラビア戦でのアルゼンチンの2点目は、いずれもオフサイドで取り消し。入っていれば、流れは変わった。スペイン戦の三笘の1ミリが認められたのも機械の力。VARが勝敗に影響を与えた試合は多い。
主審の判断は、どうしても「強者」に傾く。「ドイツは最後に勝つ」「これを決めるのがアルゼンチン」…。潜在意識が時に公平さを失わせる。かつてプロ野球には「王ボール」があった。「大打者が見逃すのだからボール」と判定。無意識のうちに下す「強者」有利の判断は否定できない。
強豪国には「審判の判断を狂わすのも技術」とする考えもある。言葉は悪いが審判を「欺く」ことが容認される。「ずるをしてもOK」「見つからなければいい」と。アルゼンチンMFマラドーナの「神の手」はその最高峰。世界的には明らかなハンドも、同国内では称賛されるという。
日本選手には「マリーシアがない」と言われる。世界で勝てない理由にもされた。確かに駆け引きなど足りない部分もあるが、それでも日本は正々堂々と戦うことをやめなかった。育成年代から「ずるはダメ」と指導するのが日本サッカー。少年からJリーグ、代表まで、ぶれずに続けてきた。
VARは審判の判断を助けるとともに、審判の目を盗む「ずるさ」を厳しく排除する。それが、日本などアジア勢の躍進につながった。ドイツ、スペイン戦の勝利は、日本が愚直にルールを守り、まじめにサッカーに取り組んできたことへの「ご褒美」でもある。

翻訳(堀茂樹、菊地よしみ)

翻訳をした堀茂樹さんが
『L’Occupation』に
『嫉妬』という題名をつけ
翻訳をした菊地よしみさんが
『L’Événement』に
『事件』 という題名をつけ
『嫉妬/事件』という本ができた
でもそれは
Annie Ernaux の
『L’Occupation』『L’Événement』とは
少しだけ違う
堀さんが『嫉妬』でなく
『あたまのなかを占めていること』
菊地さんが『事件』でなく
『出来事』という題名をつけて
『あたまのなかを占めていること/出来事』
という本ができていたら
ほんの少しだけ
『L’Occupation, L’Événement』に近かった
。。。そんな気がする
そんなことを思っていたら
『L’Événement』が映画化されて
日本にもやってきて
昨日から上映されている
題名は誰がつけたのか『あのこと』
『出来事』
『できごと』
『あのできごと』
『あのこと』
『L’Événement』に近い
『事件』よりずっと近い
たかが題名
されど題名
でも
映画の題名が『事件』でなくて
よかった
『あのこと』で
よかった

翻訳(永田千奈)

  • 『ある父親 Puzzle』(シビル・ラカン) 1998
  • 『恋愛小説 マルティンとハンナ』(カトリーヌ・クレマン) 1999
  • 『ネモの不思議な教科書』(ニコル・バシャラン、ドミニク・シモネ) 2000
  • 『お金とじょうずにつきあう本』(L・ジャフェ、L・サン=マルク) 2001
  • 『暴力から身をまもる本』(L・ジャフェ、L・サン=マルク) 2001
  • 『戦争プロパガンダ10の法則』(アンヌ・モレリ) 2002、のち草思社文庫 2015
  • 『それでも私は腐敗と闘う』(イングリッド・ベタンクール) 2002
  • 『蟻の革命』(ベルナール・ウェルベル) 2003
  • 『サーカスの犬』(リュドヴィック・ルーボディ) 2004
  • 『白くまになりたかった子ども』(Y・ハストラップ、S・フラッティーニ) 2004
  • 『地球にやさしいひとになる本』(G・ブレ、N・トルジュマン、L・サン=マルク) 2004
  • 『海に住む少女』(シュペルヴィエル) 2006 
  • 『未来を変える80人』(シルヴァン・ダルニル、マチュー・ルルー) 2006
  • フェアトレードの冒険』(ニコ・ローツェン、フランツ・ヴァン・デル・ホフ) 2007
  • 『女海賊メアリ・リード』全4巻(ミレイユ・カルメル) 2009
  • サガン 疾走する生』(マリー=ドミニク・ルリエーヴル) 2009
  • 『女の一生』(モーパッサン) 2011 
  • ヒトラーわが闘争』がたどった数奇な運命』(アントワーヌ・ヴィトキーヌ) 2011
  • 『孤独な散歩者の夢想』(ルソー) 2012 
  • 『考える人とおめでたい人はどちらが幸せか』(シャルル・ペパン) 2012
  • 『ひとさらい』(ジュール・シュペルヴィエル) 2013
  • 『海賊と資本主義』(ロドルフ・デュラン、ジャン=フィリップ・ベルニュ) 2014
  • 印象派のミューズ ルロル姉妹と芸術家たちの光と影』(ドミニク・ボナ) 2015
  • クレーヴの奥方』(ラファイエット夫人) 2016
  • 椿姫』(デュマ・フィス) 2018
  • 『「ディズニー」 魔法の知恵』(マリアンヌ・シャイヤン) 2019
  • 『スター・ウォーズ 善と悪の哲学』(ジル・ヴェルヴィッシュ) 2019
  • 『凧』(ロマン・ガリ) 2020
  • 『狂女たちの舞踏会』(ヴィクトリア・マス) 2021
  • 『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』(シャルル・ペパン) 2022
  • 『北の橋の舞踏会・世界を駆けるヴィーナス』(ピエール・マッコルラン) 2022
  • 『京都に咲く一輪の薔薇』(ミュリエル・バルベリ) 2022

永野一男、山際徹也

  
母親が新興宗教に入れあげ、豊田商事事件の永野一男は極貧の少年期を送った。
母親が新興宗教に入れあげた安倍総理銃撃事件の山上徹也と同じく『宗教2世』だったのだ。
統一教会だけが悪いわけではない。
  

Une heure de ferveur (Muriel Barbery)

À l’heure de mourir, Haru Ueno regardait une fleur et pensait : Tout tient à une fleur. En réalité, sa vie avait tenu à trois fils et le dernier, seulement, À l’heure de mourir, Haru Ueno regardait une fleur et pensait : Tout tient à une fleur. En réalité, sa vie avait tenu à trois fils et le dernier, seulement, était une fleur. Devant lui s’étendait un petit jardin de temple qui faisait vœu de paysage miniature parsemé de symboles. Que des siècles de quête spirituelle aient abouti à cet agencement précis l’émerveillait – tant d’efforts tendus vers une signification et, à la fin, une pure forme, pensait-il encore.

Car Haru Ueno était de ceux qui recherchent la forme.

Une rose seule (Muriel Barbery)

 On raconte que dans la Chine ancienne, sous la dynastie des Song du Nord, un prince faisait chaque année cultiver un carré de mille pivoines dont, à l’orée de l’été, les corolles ondulaient dans la brise. Durant six jours, assis sur le sol du pavillon de bois où il avait coutume d’admirer la lune, buvant de temps à autre une tasse de thé clair, il observait celles qu’il appelait ses filles. À l’aube et au couchant, il arpentait le carré.
 Au commencement du septième jour, il ordonnait le massacre.
 Les serviteurs couchaient les belles assassinées, la tige brisée, la tête allongée vers l’est, jusqu’à ce qu’il ne reste plus sur le champ qu’une unique fleur, les pétales offerts aux premières pluies de mousson. Alors, les cinq jours suivants, le prince demeurait là en buvant du vin sombre. Sa vie entière tenait dans ces douze révolutions de soleil ; toute l’année, il ne pensait qu’à elles ; lorsqu’elles étaient passées, il faisait vœu de mourir. Mais les heures dédiées à choisir l’élue puis à jouir de leur tête-à-tête muet contenaient tant de vies en une seule qu’il ne voyait pas de sacrifice dans les mois de deuil.
 Ce qu’il ressentait en contemplant la survivante ? Une tristesse en forme de gemme étincelante à laquelle se mêlaient des éclats d’un bonheur si pur, si intense, que son cœur défaillait.

京都に咲く一輪の薔薇(ミュリエル バルベリ)

 いにしえの中国、北宋の時代のことでございます。ある高貴な人が毎年、広大な芍薬の花園を造らせておりました。夏の初め、花冠は風にそよぎ、主は花園のなかにある東屋に腰を下ろします。ここで月を眺め、時折、澄んだ色の茶を口に運びながら過ごすのが、例年の習慣だったのです。六日間、彼は、わが娘のような花たちを眺めて過ごし、朝と夕には、花のなかを散策いたしました。
 七日目の朝早く、彼は虐殺を命じます。
 ばっさりと茎を着られた美しき花の死体を、使用人が頭を東に向けて寝かしていきます。ついに、残る花はただ一輪となりました。梅雨の始まりを告げる雨が花びらを濡らします。そして、それから五日間、貴人は暗い色の葡萄酒を飲みながら過ごします。毎年、彼の人生のすべてはこの十二日間にありました。彼は一年中、花たちのことを思って過ごします。そして花たちが死ぬと自分も死にたくなってしまうのです。それでも、一輪だけを残し、そのひとつだけの存在と無言で向き合う時間には、たったひとつの存在に託された無数の命が共存しているのです。一年の残りの月日、喪に服して過ごす時間も、彼にとっては決して、無為のものではありませんでした。
 生き残った一輪を眺めるとき、彼は何を思ったのでしょう。そこには光る宝石のような悲しみがありました。そこにちりばめられた幸福の輝きはあまりにも純粋で、あまりにも濃密なので、彼の心は陶然とするのでした。

発達障害

全人口の2~6%を占めるともいわれる発達障害は。。。

医師から発達障害と診断された人は 48万1千人と推計され。。。

Positive mental attitude (PMA)

Positive mental attitude (PMA) is under the umbrella of positive psychology. In positive psychology, high self-efficacy can help in gaining learned optimism which ultimately leads to PMA. PMA is considered an internal focus of control that influences external factors. Research has shown that through emotional intelligence training and positive psychology therapy, a person’s attitudes and perceptions can be modified to improve one’s personal and professional life.

When people emphasize having a PMA above all, it minimizes the importance of self-discipline, hard work, setting and implementing goals, establishing and observing priorities, and recognizing limitations and obstacles. Rather, people treat optimism as if it’s an IOU for actual results, then look to their results for confirmation bias as “proof” that it was indeed the PMA that led them to the desired outcome.

ウイルス

ウイルスがいなければ
遺伝子情報は
親から子に
垂直方向にのみ伝わる

ウイルスのおかげで
遺伝子情報は
水平方向にも伝わる
種を超えて伝わることさえある

ウイルスが進化を
加速してくれる
ウイルスは
進化のために温存されたのだ

哺乳動物の胎盤の形成は
ウイルスなしには語れない
ウイルスがいなければ
哺乳動物は出現しなかった

ウイルスは病気や死をもたらす
でもそれも人類のため
免疫システムの動的平衡は揺さぶられ
新しい平衡状態が求められる

個体の死は
その個体の生態学的な地位を
新しい生命に手渡す
生態系の動的平衡が促進されるのだ

個体の死は利他的行為なのだ
ウイルスはそれに手を貸している
人を病気にするのも殺すのも
人類という種の進化のためなのではないか

ウイルスは
増えすぎた人の数を減らし
人類という種を進化させる
ありがたい存在なのだ

ウイルスと共生する世界(フランク・ライアン)日本語版序文(福岡伸一)

ウイルスこそが進化を加速してくれる。親から子に遺伝する情報は垂直方向にしか伝わらない。しかしウイルスのような存在があれば、情報は水平方向に、場合によっては種を超えてさえ伝達しうる。それゆえにウイルスという存在が進化のプロセスで温存されたのだ。その端的な例は、哺乳動物の胎盤の形成である。ここにウイルスが大きな寄与を果たした。ウイルスがいなければ哺乳動物は出現できなかった。
ウイルスが病気や死をもたらすことですら利他的な行為といえるかもしれない。病気は免疫システムの動的平衡を揺らし、新しい平衡状態を求めることに役立つ。そして個体の死は、その個体が占有していた生態学的な地位、つまりニッチを、新しい生命に手渡すという、生態系全体の動的平衡を促進する行為である。つまり個体の死は最大の利他的行為なのである。ウイルスはそれに手を貸している。

Mirage of Health (René Dubos)

While it may be comforting to imagine a life free of stresses and strains in a carefree world, this will remain an idle dream. Man cannot hope to find another Paradise on earth, because paradise is a static concept while human life is a dynamic process. Man could escape danger only by renouncing adventure, by abandoning that which has given to the human condition its unique character and genius among the rest of living things. Since the days of the cave man, the earth has never been a Garden of Eden, but a Valley of Decision, where resilience is essential to survival. The earth is not a resting place. Man has elected to fight, not necessarily for himself, but for a process of emotional, intellectual and ethical growth that goes on forever. To grow in the midst of dangers is the fate of the human race, because it is the law of the spirit.

Barcelona


 欧州は古くから感染症に悩まされていました。ペストはすでに6世紀から広まっており、14世紀のペスト感染拡大期は、結果的に古いしきたりから人間回帰を促し「ルネサンス」をもたらしたと言われています。19世紀のコレラの大流行は、1853年~70年にいたる「パリ大改造」を行うきっかけとなりました。建て詰まった街区と下水道環境が整わない不衛生な街区は感染症の温床になっていました。パリでは古い建物を解体し、拡幅した街路を通すことで、街に「光と風とオープンスペース」を取り戻そうとしました。このパリ大改造はバルセロナの都市デザインにも大きな影響を与えました。
 パリ大改造を主導したオスマンと親交のあったバルセロナの技師セルダは1859年、中庭を有する113.3m×113.3m単位のユニットが街区を構成する碁盤目状の都市デザインを提案し、現在のバルセロナの美しい新市街地の基本単位となっています。バルセロナでは産業革命によって急速に発展した旧街区の環境汚染対策も急務となっており、それを回復させるための都市デザインのキーワードは、やはり「光、風、オープンスペース」だったのです。

All that glitters is not gold

The appearance of positive psychology at the turn of the century was a game changer. Gardner’s inspirational sermons no longer appeared to be mere mottoes about the power of individuals to lift themselves up, but rather, a scientific truth. Positive psychologists indeed provided the lofty legitimacy of science to powerful institutions, Forbes Top 100 multinational companies, and a multibillion global industry widely interested in promoting and selling the same simple idea that Gardner touts in his talks: anyone can reinvent their life and become the best version of themselves by simply adopting a more positive outlook on themselves and the surrounding world. To many, the pursuit of happiness had become a serious issue whose scientific approach would yield enormous social and psychological benefits. To many others, however, the science behind all these rosy promises of personal realization and social amelioration, both in theory and in practice, cast too much of a shadow over many of its most apologetic claims, disquieting uses and contentious effects.

北限の出稼ぎの地

明治時代には「北海道落ち」という言葉があった。本州で食いつめた者が、北海道に「落ち延びる」ことを指す。
そして北海道には「樺太落ち」という言葉があった。北海道で食いつめた者が、さらに樺太に「落ち延びる」からである。
樺太は、冬期に零下20度を記録するのが普通の酷寒地であり、流氷のために交通は杜絶する。また水稲栽培が不可能なため、米はすべて移入せざるを得ない。従って物価が非常に高かったといわれる。
その一方で、賃金もまた一般的に高かった。夏期の短い北方では、漁業や土木業など多くの産業が夏に集中せざるを得ない。短期間に多くの人手が必要なため、賃金が高止まりする傾向があった。さらに緯度が高いため、夏の1日は極端に長い。
要するに「きついが金になる」ので、多くの出稼ぎ労働者が、北海道、樺太に渡ったのである。

虚構の森(田中淳夫)

 森があれば洪水を防げ、渇水もなくなり、山は崩れない。森は二酸化炭素を吸収して気候変動を抑えてくれる。また森こそ生物多様性を支える存在であり、もっとも大切な自然である。それらを裏返すと、人の営みは常に環境破壊を引き起こす。さらにプラスチックは環境に悪い影響を与え、農薬や除草剤は生態系を狂わせる悪魔の化学物質。
森だけではないが、こうしたステロタイプな環境問題における常識は、本当の問題点を覆い隠す。昨今は国連の定めた温室効果ガスの削減目標やSDGs(持続可能な開発目標)さえ推進すれば(実現すれば、ではない)、地球は安泰だと信じてしまう。
何も「森の常識」を全否定しようというのではない。だが深く考えずに信じてよいのか。何か見落としはないか。常識というバイアス(思い込み)は判断を誤らせないか。
森の世界に長く関わると、ときに「不都合な真実」に触れてしまうことがある。不都合と言うより、森は千差万別であり、融通無碍であり、常にワンダーな感覚に満ちた存在であることに気づくと言った方がよいか。私自身は、その謎だらけで予想を覆す森に惹かれるのだが、世間は固定された森の姿を描きがちだ。そんな「森の常識」を元に環境問題の世論が形成され、政策がつくられているのを見ると、不安を超えた危険性を感じる。

Cloud seeding

Cloud seeding is not a once-and-done treatment. An unknown in the equation is whether cloud seeding will create an imbalance for nature to figure out. The argument goes that synthetically producing more precipitation than nature intended might keep the environment from balancing naturally.

Empa, Switzerland

Heat exchangers from instant water heaters provided the solution: the sodium hydroxide solution spirals along a pipe, absorbs water vapor and emits heat.

While replenishing the store, the 30-percent, “discharged” sodium hydroxide solution trickles downwards around the spiral pipe. Inside the pipe flows 60-degree hot water, which can be produced by a solar collector, for instance. The water from the sodium hydroxide solution evaporates; the water vapor is removed and condensed. The condensation heat is conducted into a geothermal probe, where it is stored. The sodium hydroxide solution that leaves the heat exchanger after charging is concentrated to 50 percent again, i.e. “charged” with thermal energy.

Green recovery

Green recovery packages are proposed environmental, regulatory and fiscal reforms to build prosperity in the wake of an economic crisis, like the COVID-19 pandemic or the Global Financial Crisis. They pertain to fiscal measures that intend to recover economic growth while also positively benefitting the environment, including measures for renewable energy, efficient energy use, nature based solutions, sustainable transport, green innovation and green jobs, amongst others.

Financial crisis (金融危機)

There’s a reasonable chance of a recession in the U.S. in 2023.
– David Solomon, Chairman and CEO of Goldman Sachs

Fitch expects the U.S. economy to enter genuine recession territory — albeit relatively mild by historical standards — in 2Q23.
The projected recession is quite similar to that of 1990–1991, which followed similarly rapid Fed tightening in 1989–1990.
– Olu Sonola, Head of U.S. Regional Economics at Fitch Ratings

カレイドスコープのメルマガ

先週、銀行の国際部・外為センターから一通の確認書が郵送で送られてきました。米国のメガバンクから私宛の海外送金が完了したことを示す送金計算書です。
「たいした額でもないのに、なんとも仰々しい」……いったい日本の金融機関で何が起ころうとしているのだろうか?
銀行の担当者の話によれば、「海外から送金を受けるすべての口座保有者に対して、マネーロンダリングの疑いがないかどうか確認するための聴き取り調査をするよう金融庁から求められている」とのこと。
金融庁のこうした措置は、キュッシュの国際間の流れを追跡したいとする金融当局のDNAから出てきたものですが、ここまで厳密に行うというのは少し異常です。
意外にも、その銀行の担当者は「政府のデフォルトの可能性」について私に水を向けてきましたが、私の方としては、それで十分です。
政府の債務不履行の可能性について、各々の金融機関内部でも話題になっているということが確認できたからです。
**
「最近の金融庁の動きから察するものがありながら、日本の銀行はデフォルトのプロセスについて理解していない」ということが明確に分かったことです。
したがって、金融機関は、それが民間であろうと公的機関であろうと、「あなたの預貯金、資産を守らない」ということです。
政府が日本中の銀行に「明日、数日後に預金封鎖を行うように」と指示すれば、彼らは黙ってそれに従うでしょうから。
銀行は、あなたが億万長者でもない限り、事前に通知するなどしません。それは、村上春樹の小説のように、「ある晴れた朝、突然、起こる」のです。

岡芹健夫弁護士

ーーただ、弊害があるとしても、若い人も含めて、多くの人が「やっぱり終身雇用の方がいい」と考えているデータもありますが、どう考えればいいのでしょうか。
そうなんですよ。日本人って、みんなと同じように処遇が上がって、仲良く、安定して過ごすというのが大好きな国民性なんです。気候もちょうどいいし、欧州と違って島国で、他国や他民族に滅ぼされる危険もありませんでしたから、そのような国民性になったんでしょう。
ちょっと変なたとえ話になるかもしれませんが、聖徳太子の十七条憲法にも通じる話です。「和を以って貴しと為し」が第一条で、「命令を聞け」という意味の「詔を承けては必ず謹め」は第三条なんです。上の命令を聞くことよりも、まずは仲良くしなさいというのが先にくるんですね。
その精神は、高度経済成長期まではよかったんです。技術的にも後ろから追う立場で、賃金も低い状態だったため、みんなで協力して安定的にやっていこうという国民性と当時の時代背景がマッチして、急激な成長を遂げることができました。
でも今は、いかに人と違うことをするかという時代なんです。みんなで安定していこうというだけでは厳しい。また、新規事業が大事な時代なのに、今の法制度のままでは、労働力が移動しにくいことが大問題です。

憲法色

憲法色は、黒褐色の1つ。別名に憲法黒、憲法染、憲法茶などがある。
剣術家の吉岡直綱(号は憲法)が広めたとされることからこの名が付いた。
吉岡一門は足利将軍の兵法師範を務める兵法の名家として名高く、足利将軍家が衰退した後は豊臣秀吉に仕官した。そのため、徳川家康に与することを潔しとせず、豊臣秀頼に従って大坂の陣に参陣し、敗戦の後は家業の剣術を棄て、家伝の染色をもって生計を立てる道を選んだ。
当時の染料の多くは薬草として使用されることも多く、傷の治療などの目的から、兵法の名家が生薬の扱いに慣れ親しんでいたことはそれほど珍しいことではなかった。吉岡一門は道着の染色を全て一門のもので賄っていた。
黒染めには高い技術が必要だったこともあり、吉岡家の堅牢で良心的価格の小袖は非常に人気があった。憲法色は江戸時代を通じて人気の高い色となっている。京都の多くの染屋が吉岡家から染めの技術を学び暖簾分けされたため、京都の染色業者には吉岡姓の家が多い。

人々の意識を変えるというまやかし

気候危機に立ち向かうための10の行動

家庭で節電する
徒歩や自転車で移動する、または公共交通機関を利用する
野菜をもっと多く食べる
長距離の移動手段を考える
廃棄食品を減らす
リデュース、リユース、リペア、リサイクル
家庭のエネルギー源をかえる
電気自動車にのりかえる
環境に配慮した製品を選ぶ
声を上げる

三木清(哲学入門)

常識というものにも二つのものが区別されるであろう。
それは一方、或る閉じた社会に属する人間に共通な知識を意味する。この場合、一つの社会の常識と他の社会の常識とは違い、それぞれの社会にそれぞれの常識がある。
しかし他方、あらゆる人間に共通な、人類的な常識というものが考えられる。それは前の意味における常識と区別して特に「良識」と称することができる。例えば、「全体は部分よりも大きい」というのは常識である。それは「自然的光」によってすべての人間に知られるものであって、直接的な明証をもっている。それは知性の自然的な感覚に属している。

良識

良識とは、物事に対する健全な見解のことです。
簡単に表現すれば、人の物を盗ってはいけないといったようなことがこれに該当し、
人間として正常なものの考え方だと言い換えることができます。
これがない、これに欠けるなどと用いられることが多い言葉で、そのような使い方では、
それは人間としてどうなのかと表現していると考えていいでしょう。

日本の貧困

先進国であり、世界全体でみると貧困率は低いように見える日本。しかし、国内の6人に1人(子どもは7人に1人)は相対的貧困に直面しているのが現状だ。
「衣食住が足りていれば、あとは自分の努力で何とかするべき」といった声もあるかもしれない。しかし相対的貧困に置かれている人々は、教育や体験に費やすお金の余裕がないため、現状をすぐに変えることが難しい。
このような貧困の悪循環を断ち切るためにも、国や行政による貧困への対応を待つだけでなく、多くの人が身近にある貧困に気づき、手を差し伸べることが大切だ。

Nathan Gilbert Quimpo

There are basically three prominent theoretical frameworks or interpretations of Philippine politics: the patron-client, factional framework; the elite democracy or patrimonial view; and the neocolonial or dependency analysis.
The patron-client interpretation, which has long been regarded as being the most influential, holds that Philippine politics is “about personal relations and networks linked by kinship, friendship, exchange of favors, influence, and money”. The relationship between patron (politician) and client (voter) is mutually beneficial but unequal. Elite domination is somewhat camouflaged by personalistic ties.
The elite democracy or patrimonial view argues that the Philippine political system, despite having formal democratic institutions, is essentially run by an elite few who use their wealth and power to control the country’s resources, Public office serves as a means for members of the elite to enrich themselves. While acknowledging the persistence of patron-client ties, the patromonial/elite democracy analysis regards intimidation, coercion, and violence as also widespread.
The neocolonial or dependency framework shares much of the elite democracy view but sees the Filipino elite’s power as limited and foreign interests as actually dominating the country.

Benedict J. Kerkvliet

“Why peasants revolt?” is the subject of this book. In particular, the study explains the causes of the Huk rebellion, a rural uprising that raged across central Luzon in the Philippines from 1946 to the early 1950s.
Kerkvliet shows that some causes of the rebellion can be traced to adverse agrarian conditions in the 1920s. Other causes were government and landlords’ hostile responses to peasants’ organizations and increasing electoral strength in the 1930s and mid 1940s. Aspects of the Japanese occupation in the Philippines (1942-1945) were also important factors. In a concluding chapter, Kerkvliet explains how his findings differ from those of earlier writers and offers propositions relevant to peasant movements elsewhere.
Kerkvliet’s analysis combines an investigation of agrarian conditions in one province (Nueva Ecija) with an analysis of rural dynamics in central Luzon as a whole. Thus, the book interweaves a local study with a regional one. The author’s aim is to view the Huk rebellion from the standpoint of its participants and sympathizers rather than from the perspective of government officials and counter-insurgency strategists. Doing so, he argues, is essential for understanding the rebellion and makes more intelligible the actions of people who otherwise might appear irrational.

Manila Hotel

“The Manila Hotel is one of the most important landmarks in Manila.
It presents a great story for the Philippines.
It is the perfect representation of the city, if not the country’s resilience, vitality, versatility and hospitality.”
-Ernest Hemingway

The six Sy siblings

Teresita Sy (1950 – )
P114.1 Billion
Elizabeth Sy (1952 – )
P99.2 Billion
Henry Sy Jr. (1953 – )
119.1 Billion
Hans Sy (1955 – )
P128.8 Billion
Herbert Sy (1956 – )
P123.9 Billion
Harley Sy (1960 – )
119.1 Billion

マリア・レッサ(Maria Ressa)

この5年間で命を落としたジャーナリストもいます。弁護士も殺害されました、裁判が多いですからね。弁護士、ジャーナリスト、人権活動家、野党の政治家に対して法律が武器として使われています。
それほど暴力がはびこっています。確実にリスクがあるので注意を怠らないようにしています。最悪の事態を想定してそれに備えています。
確かに危険はありますが今はジャーナリストの仕事がかつてないほど重要な時代です。今日ほど社会にとってジャーナリストの仕事が重要だったことはありません。

日本とフィリピン(日下渉)

今日の日本では、新自由主義のもと、厳しい生存競争を勝ち続けることを要請されている。こうした過酷な競争は、落伍者を生み出さざるを得ない。しかし、互いの生を支え合う社会的紐帯は、すでにズタズタになっており、セーフティネットは脆弱だ。しかも競争のストレスは、異なる世界観をもつ他者を怨嗟する独善的な正義の言説を強めている。こうして社会が断片化すればするほど、社会秩序を人びとの手で自発的に維持するのが難しくなる。それに歩を合わせるかのように、国家も企業も「改革」の名のもとに国民や従業員を統制する制度と道徳の厳格化を進めている。もともと近代日本は、あらゆる公式の制度が精密かつ円滑に機能する社会を作り上げてきたが、それをいっそう厳格化することで、制度の崩壊を防ごうというのであろう。
たしかに、競争と統制の強化は、一時的には競争力の向上や社会秩序の効率性に寄与するかもしれない。だが、それは、人びとのストレスや生き苦しさの増大と、互いの生を支え合う相互依存の破壊という犠牲と引き換えに得られるものであろう。そのため長期的には、社会をいっそう断片化、硬直化させ、人びとが偶発的なリスクを受け止めながらも生き延びることを可能にする社会のしなやかさを蝕んでいるように思う。

他方、フィリピンのスラムでは、慢性的な貧困状況のなかで、もともと見ず知らずであった者たちが、互いに反目しながらも、最低限の生存を保障し合う相互依存を新たに作り出していた。また、政治家や役人に集合的に交渉して、コネ・システムや賄賂システムといった国家の統制から自律的な秩序を自生的に作り上げて、生の保障をより強固にしていた。たしかに、賄賂やコネによって今日を生き抜く生存戦略には、公式の制度による生の保障の実現を阻害するジレンマがある。だが、公式の制度による生の保障を期待できない状況で、何よりも今日の生存を優先するのは決して非合理ではない。彼らは、あえてリスクを呼び込む投企的実践を繰り返しつつ、他者と相互依存しながら自律的な制度を作り上げることで、偶発的なリスクに柔軟に対処しつつ、より豊かな生を目指してきた。
こうした相互依存と非公式で自律的な秩序は、目覚しい経済成長や公的な制度の効率性に寄与しないし、未来の不確実性も克服できないだろう。だが、今日の不確実で困難な社会を生き抜いていく際に、フラフラと低空飛行しながらも墜落はしない、よりしなやかでレジリエンスのある社会の創造には寄与するかもしれない。

図書館の自由に関する宣言(日本図書館協会)

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。
この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。
第1 図書館は資料収集の自由を有する
第2 図書館は資料提供の自由を有する
第3 図書館は利用者の秘密を守る
第4 図書館はすべての検閲に反対する
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

文部科学省

各都道府県担当課長におかれては、所管の学校・図書館及び域内の市(指定都市を除く。)区町村に対し、各指定都市担当課長におかれては、所管の学校・図書館に対し、各都道府県知事及び小中高等学校を設置する学校設置会社を所轄する構造改革特別区域法第12条第1項の認定を受けた各地方公共団体におかれては、所轄の学校及び学校法人等に対して、若い世代に対する拉致問題への更なる理解促進のため、令和4年度北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)に向けて、図書館、学校図書館において、拉致問題に関する図書等の充実を図るとともに、拉致問題に関するテーマ展示を行う等、児童生徒や住民が、手にとりやすい環境の整備への御協力、周知をいただきますよう願いいたします。

北朝鮮当局による拉致問題に関する図書等の充実に係る 御協力等について (PDF file)

理不尽な街で

電車に乗れば 13ペソで
あっという間に行けるのに
500ペソも払って クルマを呼んで
渋滞で動けなくなってる 人がいる

昼ごはんが 55ペソの街で
4900ペソの牛肉を一口二口食べて
お腹がいっぱいと言って残してしまう
甘やかされた子どもがいる

外国人の多い地域では
何かが おかしい
カネを持った人たちは
どこか みんな 狂っている

**

危ないと言われて乗った
混んだ電車のなかで
年長者を見て席をゆずろうとする
多くの若者を見かけた

外国人が行かない安い食堂に入って
オーダーができずにいたら
何人もの人たちが私に笑顔を向けて
助けてくれようとした

貧しくみえる人たちは
誰もが 優しい
分かち合いを知る人たちには
思いやりがある

**

台風で水浸しになる家が多い街で
隔離された高級住宅地に住む人がいる
自転車が買えない人の多い街で
高級車に乗る人がいる

たいした用事でもないのに
運転手を何時間でも待たせ
感謝することもなく
メイドに子どもの面倒をみさせる

どう見ても金持ちでしかない人たちが
自分たちを金持ちとは思わず
特権を持つということは
感謝を知らないことなのだと知る

**

育ちのいい子は センシティブだから
きついことは言わないように
街でカネをせびるような子には
何を言っても構わない

豊かな子には好き嫌いがあるから
嫌いなものは捨てても構わない
貧しい子には好き嫌いはないから
残飯を食べていればいい

人を見下す人たちが 人道援助をし
鈍感な人たちが 人権を語る
援助の仕事をする人は 豪華に暮らし
援助される人たちは 貧しく暮らす

**

カネを持っている人たちは
みんなカン違いをしている
外国人たちは この社会を
何もわかってはいない

理不尽ばかりの街で
自分もおかしくなりかかる
隣を見れば君がいて
僕はおかしくないと知る

貧しい人に優しい君がいて
僕も優しく いられる
貧しい人の中を歩ける君がいて
僕はどうにかバランスを保つ

Climate emergency

Humanity has less than a five year window to take decisive action on climate change, the UK’s former chief scientist told the opening session of the National Climate Emergency Summit in Melbourne.
“We have to move rapidly,” said Professor Sir David King, founder and chair of the Centre for Climate Repair at Cambridge University and a former advisor to both the Blair and Brown governments.
“What we do over the next three to four years, I believe, is going to determine the future of humanity. We are in a very very desperate situation.”
King had previously advised the UK government that limiting global warming to 1.5 degrees was vital to avoiding uncontrollable environmental changes in the polar icecaps and Himalayas, but said he now realised this was wrong and the crucial point had already been crossed.
“I am afraid the tipping point in that respect has been passed, and therefore we have to reverse these processes.”
He said emissions reductions, while imperative, could no longer control the crisis, and that radical geo-engineering interventions had become unavoidable.

Climate Change

“What we do in the next 2 to 3 years, will determine the future of humanity”
– Sir David King, World renowned climate scientist and the former Chief Scientific Advisor to the UK (February 2022)

“The science is clear. Canadians have been clear. We must not only continue taking real climate action, we must also move faster and go further. As Canadians are increasingly experiencing across the country, climate change is an existential threat.”
– Justin Trudeau

“This is an emergency and for emergency situations we need emergency action.”
– Ban Ki-Moon, Former UN Secretary-General

“We have to move rapidly. What we do, I believe, in the next 3-4 years will determine the future of humanity.”
– Prof Sir David King, ex science advisor to successive UK governments, last year

“…Any further delay in concerted global action will miss a brief and rapidly closing window to secure a liveable future.”
– Hans-Otto Portner, co chair of the IPCC Working Group II, sixth assessment in February this year (2022)

“Delay means death”
– UN Secretary-General Antonio Guterres, this year (2022)

“If we don’t take action the collapse of our civilizations and the extinction of much of the natural world is on the horizon”
– Sir David Attenborough

Declare Emergency, USA

We are living in the darkest hour in human history so far. The science is clear and undisputed now: temperatures have risen as our greenhouse gas emissions have increased and are wreaking havoc on our planet… but it is going to get far, far worse. We are facing the end of civilization. This is an academic way of saying that humankind — billions of people — will face unlivable conditions and will devolve into starvation, slaughter and suffering on a global scale. This is not a distant future – millions of people are dying now because of climate destruction.

Återställ Våtmarker, Sweden

ÅTERSTÄLL VÅTMARKER
Torrlagda våtmarker orsakar 25% av Sveriges koldioxidutsläpp. Det är dags att göra något åt det! Kampanjen Återställ Våtmarker kräver att regeringen påbörjar en massiv insats för att återställa utdikade och torrlagda våtmarker!

Dernière Rénovation, France

Nous sommes la dernière génération capable d’empêcher un effondrement sociétal.
Malgré l’urgence absolue, le gouvernement a trahi sa promesse d’appliquer “sans filtre” les mesures de la Convention Citoyenne pour le Climat (CCC), dont celle qui concerne la rénovation énergétique des bâtiments en France. Il a été condamné par ses propres tribunaux pour manquement à ses propres lois.
C’est désormais à nous, citoyens et citoyennes ordinaires, de faire appliquer les engagements auxquels notre gouvernement refuse de se plier. C’est à nous d’entrer en résistance civile.

Renovate Switzerland

En Suisse les bâtiments représentent la moitié (45%) de la consommation totale d’énergie et sont la deuxième source d’émission de C02, juste derrière les transports. Ils représentent environ 33 % de toutes les émissions de CO2. Malgré une forte baisse par rapport à 1990, les émissions des bâtiments en Suisse sont supérieures à la moyenne européenne. Dans les ménages, deux tiers de l’énergie finale part dans les chauffages qui fonctionne pour la plupart encore aux énergies fossiles.
Ainsi, les bâtiments sont de véritables gouffres énergétiques. Cela a un impact à la fois sur le climat, mais aussi sur les habitants. Avec l’augmentation du prix de l’énergie, les personnes les plus précaires se retrouvent dans une situation risquée, pouvant mener à une impossibilité de se chauffer par manque de moyens.
La rénovation des bâtiments est une mesure essentielle pour que la Suisse atteigne les objectifs climatiques qu’elle s’est fixés. Actuellement, un million de maisons sont à rénover d’urgence. Au rythme actuel, il faudrait 100 ans pour réhabiliter l’ensemble du parc immobilier Suisse. En effet, le taux de rénovation de l’enveloppe existante du bâtiment est de 1 % par an. Pour atteindre les objectifs de la stratégie énergétique 2050, il faudrait doubler, voire tripler, ce pourcentage.

Restore Passenger Rail, New Zealand

OUR MISSION: Restoration of passenger rail across the country to at least year 2000 levels with affordable, accessible rail options reducing inequality and carbon emissions.
Restore Passenger Rail is a new climate campaign is setting up right now in Aotearoa. We have a plan to prevent the catastrophic climate change that we are currently heading for. That’s right – it’s a plan not just help to mitigate to some extent, but actually change the political playing field on climate across a number of democratic countries, and save the climate. How?
Why?   We have no time to loose: In the next 10-20 years we will hit 2 degrees warming, this will make 20% of the earth uninhabitable. This will mean 1 billion climate refugees. This will bring, violence, war and societal collapse will. Thankfully we can turn things around and provide public services that benefit our people. We can reduce overall consumption and share what we have. We have two to three years to do this but governments here and around the world lie and say they are dealing with it, while destruction of the natural world is accelerating and emissions are still rising.
Is it really that bad?   Sadly – yes. We can see with our own eyes the devastating effects of climate change and ecological collapse and the adverse affects on societies and global stability as a result. Here in NZ we are seeing 1 in 100 year extreme weather events happening year on year, sometimes twice in a year. We see fish wash up on our shores dead, in India we have seen deaths due to extreme heat, wildfires across the world, extreme cyclones in the US, Pakistan 1/3 underwater with 30 million people forced to leave their homes.

Save Old Growth, British Columbia, Canada

We are in a climate crisis and the BC Government continues to allow the logging of 1000 year old trees
Old Growth Forests act as an essential carbon sink; they hold the soil and reduce the risk and severity of floods and landslides; they act as a natural barrier to wild fires, are home to many endangered species and are culturally and spiritually significant ancestors of these lands.

  • Only 2.7% of B.C.’s original productive old growth forests remain.
  • A 2022 Poll showed 82% of British Columbians support legislation to ban all old growth logging in the province.
  • Over 1,100 people have been arrested at the Fairy Creek Blockade and numerous other blockades have been set up across the province.
  • We are facing the destruction of our society, the economy, everything we love and more.

Saving these precious and important ecosystems is an essential step in preserving a livable future. We must do whatever it nonviolently takes.
Our Demand: Pass legislation to immediately end ALL Old Growth logging in the province of British Columbia

Stop Fossil Fuel Subsidies, Australia

Society is at a pivotal crossroads. Climate breakdown in the form of un-natural disasters is happening all across the globe. Our planet is on the brink of collapse.
Australia punches above its weight in contributing to global emissions as the third largest exporter of fossil fuels. Consecutive governments have allowed the nation’s resources to be plundered and exploited for the profit of a few.
We know democracy is broken when those elected to represent us are negligent in their duty of care to protect their citizens. The missing piece is the social and political will to make change happen.
If the Government is serious about the climate crisis there can be no more fossil fuel subsidies for the coal, gas and oil industries. No new approvals, no expansions, and rapid closure plans for all existing fossil fuel extraction.
That $11billion must be used for solutions rather than subsiding a destructive industry that makes huge profits and pays little or no taxes. There must be a commitment to invest in mitigation and adaption strategies.

Stopp Oljeletinga!, Norway

We are at a crucial moment in history, where the global crisies are lined up one after the other.
Climate collapse, Covid-19, racism, destruction of biological diversity; all are symptoms of a toxic system which drives us towards extinction. A system which is built on economic inequality, depletion of the planet’s resources, destruction of nature and exploitation of people and nature for profit.
It is truly a global crisis. The future is uncertain and life itself is under threat. Now we can no longer ignore the problems. Now the time for acting in a way that aligns with the severity of the situation has come. Science has concluded. We stand at beginning of a man-made mass extinction, and our governments aren’t even close to properly protecting its citizens, our resources, our biological diversity, our planet, or our future.
Instead they actively contribute to further destruction.
We can not continue like this. The system takes lives.
This crisis knows no bounds and does not distinguish between races or ethnicities. Although wealth can give some protection, it is temporary. Time is running out, and if we fail to stand together in order to protect our planet we will all be in danger, and all will feel the consequences of the collapse.

Ultima Generazione, Italy

Italy is being destroyed by the climate and ecological crisis. We are among the most affected countries in Europe and the next few years will be worse and worse. If we do not change course immediately, soon there will be no more food or work, we will risk losing our homes and ordinary people will pay the consequences of an unprecedented disaster.
Our country as we know it now is in danger of being wiped out; schools, hospitals, and all infrastructures will collapse if we don’t take action radically.

斎藤幸平

(日本人の)マジョリティーは学ぶことをやめている。そして、そのことが声を上げることへの負荷を高め、「沈黙する社会」を作り出している。だから、声を上げる際にも、社会運動の訴えはできるだけ対立を避け、マジョリティーの気分を害さないものにあらかじめトーンダウンしてしまっている。
これは、既得権益を手放したくないマジョリティーには都合がいい。切り取られたダイバーシティーやSDGs、エシカルのような言葉が「アヘン」として蔓延しているのは偶然ではないのだ。マジョリティーが自らの地位に安住しながら、「弱者」に対する理解があるフリができる最善の手段なのである。
とはいえ、私たちだって、つねに踏みつける側に安住していられるわけではない。例えば、日本国内では外国人に差別的であっても傷つくことなく暮らしていけるが、諸外国で自分がアジア人差別にあうこともあるだろう。また、今は健康な青年・壮年でも年齢を重ねれば身体機能が弱るし、何等かのきっかけで財産を失い明日の生活に不安を抱えるかもしれない。そのときに、気がつくはずだ。弱い立場に転じれば、自分も声を上げることもできず、苦しむということに。
それに、ひどい現実から目をそらすツケはあまりにも大きい。気候危機対策は進まない。格差や低賃金労働は放置される。人権や差別問題は蔑ろにされる。そうやってごく一部の既得権益が温存されるだけなので、イノベーションは起きにくい。
世界では大きな転換が起き、その動きは今後Z世代が社会の担い手になるなかで加速していく。大変革の動きから取り残されれば、もはや日本は先進国とはいえなくなる。いま国内で多少マジョリティーとして安心した生活をしていたとしても、このままでは、その生活の維持すら危うい。
ここまでの話を、私というマジョリティーによる上から目線に感じたら申し訳ない。実際には、私だって想像力がまだまだ全然足りないのだ。

A22 Network

We are the Last Generation of the old world. We are here today to say we will create a new world – where humanity embraces itself, forgives itself, loves itself and commits to continue our great adventure.
As the Last Generation, we will do whatever it takes to protect our generation and all future generations. As is our inalienable right.
The old world is dying. We are in the last hour, the darkest hour. This world is being decimated before our eyes. We are in between moments. What we do now decides the fate of both this world and the next.
So we decide. We decide, we are no longer indulging in our fears, our despair, our resentments. We are putting ourselves behind us.

Just Stop Oil

The choice: rapid transition to a low energy and low carbon world, or social collapse. We can do it now, in an orderly manner – creating millions of proper skilled jobs and protecting the rights of workers in sunset industries – or we wait for the unavoidable collapse.
Climate collapse will mean the end of workers’ rights, women’s rights, all human rights. It is already the greatest injustice visited on the global south in human history. If you are not in resistance you are appeasing evil. If you continue to stand by you are betraying 200 years of struggle and the sacrifice of those that came before us. It is time to put everything aside, we are going into resistance with or without you. Are you bystander or are you going to rise up?

José Rizal, O-Sei-San (臼井勢似子)

(From the diaries of José Rizal, 1888)
Japan has enchanted me. The beautiful scenery, the flowers, the trees, and the inhabitants — so pleasant. O-Sei-San, Sayonara, Sayonara! I have spent a happy golden month; I do not know if I can have another one like that in all my life. Love, money, friendship, appreciation, honors — these have not been wanting.
To think that I am leaving this life for the uncertain, the unknown. There I was offered an easy way to live, beloved and esteemed…
To you, I dedicate the final chapter of these memoirs of my youth. No woman, like you, has ever loved me. No woman, like you, has ever sacrificed for me. Like the flower of the chodji that falls from the stem fresh and whole without falling leaves or without withering — with poetry still despite its fall — thus you fell. Neither have you lost your purity nor have the delicate petals of your innocence faded — Sayonara, Sayonara!
You shall never return to know that I have once more thought of you and that your image lives in my memory, and undoubtedly, I am always thinking of you. Your name lives in the sight of my lips, your image accompanies and animates all my thoughts. When shall I return to pass another divine afternoon like that in the temple of Meguro? When shall the sweet hours I spent with your return? When shall I find them sweeter, more tranquil, more pleasing? You the color of the camelia, its freshness, its elegance…
Ah! The last descendant of a noble family, faithful to an unfortunate vengeance, you are lovely like . . . everything has ended! Sayonara, Sayonara!

イカ、ブリ

 
「もう函館は“イカの街”と呼べない」という声が地元でも聞かれるようになった。その理由は、漁獲量の激減だ。
函館市によると、2012年には2万3048トンだったイカ漁獲量(市内)は21年に2476トン。9年で約10分の1になった。地球温暖化で函館の海も暖かくなったことが、函館でのイカ漁獲量の激減に直結している。
 
 
 
一方で、北海道全体で急激に取れ始めた魚がいる。ブリだ。これも地球温暖化が要因とみられる。北海道のブリの漁獲時の生体総重量は、1980年は96トンだったが、2013年に初めて1万トンを超え、2020年は1万5457トンになった。じつに40年で161倍。
その増え方は「爆発的」と表現されている。
 

つぶやき

うわぁ いったいどれだけ働いたら
この洋服が着れるようになるのかしら?
高級ブティックの前で 女が つぶやく

くそっ どんな悪いことをしたら
こんな家に住めるというんだ?
大きな家の前で 男が つぶやく

こころを清く保って お祈りを続けたら
からだを売らなくてすむようになるのかしら?
ネオンに照らされながら 少女が つぶやく

ああ いったい何をしたら
物乞いをしないですむようになれるのか?
道の真ん中で 少年が つぶやく

貧しい人の多い街で 誰もが つぶやいている
何かが変わるのを 待ちながら
何かが変わるのを 信じながら

思うようには いかない

地図を見て向かった場所は 行きたい場所ではなかった
食べものも飲みものも 口に入れるものはとにかく甘い
日本茶を飲みたくなったけれど どこにも売っていない
高級モールから駅に向かったら スラム街を歩いていた
スーパーで電球をひとつ買おうとしたら 30分かかった
人に呼ばれて行ったら 村の入口で長い間 待たされた
電車に乗りたかっただけなのに 長い列に並ばされた
楽しみにしていた旅は 台風でダメになってしまった
パン屋を巡ったけれど バゲットはどこにもなかった
遠くまで出かけて行ったけど 博物館は閉まっていた
聞きたくないのに 運転手から身の上話を聞かされた
地下道に入ったけれど 道の反対側には行けなかった
コーヒー1杯が ガラスのコップ4つより 高かった
おいしそうだと思って買ったケーキが まずかった
気象レーダーを見て出かけたのに 雨が降りだした
お茶を飲みに寄ったホテルは なんと休業中だった

思うようにいかなくても不思議と腹は立たない
そうだ ここは東京ではない 知らない街なのだ

観光

外国人観光客の中には、欧米人のみならず、タイやマレーシアなどアジア各国の訪日客の姿も目立つ。
にもかかわらず、「一人当たりの消費額の多い欧米人は大歓迎。アジアの人は使う額が少ないので、それほどたくさん来てもらわんでもええ」(市の観光関係者)などと言ってしまうのである。

Kaoru Mitoma


Kaoru Mitoma of Brighton & Hove Albion was superb against Wolves
Justified the decision to keep him in the starting lineup as he caused right-back Nelson Semedo a lot of problems along the left wing. He took his first goal for the club in style with a powerful header and then drew a foul from Semedo on the edge of the box that led to the Wolves man being sent off. Was a constant threat and Wolves couldn’t handle him at all.

夢と現実

NHK の映像の Galata Bridge には 騒音も排気ガスも喧騒もなかった

ホテルのサイトで見た日月潭には 観光客の姿も 流れて来る音楽もなかった

よく見る “Tagaytayからの景色” は 凸凹道をいくら歩いても見えてこなかった

郵政詐欺

ゆうちょ銀行から1通の手紙が年金暮らしの男性に届いた。
気持ちはお察ししますが、法令に基づく
 措置であることをご理解ください

かつて郵便局に預けた50万円が、1円も戻ってこないことを告げていた。
郵政民営化前の定額貯金などは満期から20年2カ月が過ぎると権利が消える。消えた貯金の総額は2021年度で457億円、民営化後の累計で約2千億円にのぼる

Emmanuel Todd (2)

Si l’on me demandait quel concept caractérise le mieux l’Occident actuel, je répondrais sans hésiter : la « fausse conscience ». Nous ne savons plus ce que nous sommes, ce que sont les autres et ce qu’ils pensent de nous. Nous avons laissé détruire nos industries et nos classes ouvrières. Les inégalités s’envolent et notre niveau de vie baisse. Aux États-Unis, l’espérance de vie des pauvres diminue. La puissance du capital financier y a transformé le système politique en joujou des riches. Partout en Occident, la nouvelle stratification éducative a fabriqué des mondes séparés pour les éduqués supérieurs et les demi-citoyens de l’éducation secondaire. Si les transformations économiques et culturelles ont laissé subsister les institutions de la démocratie, elles en ont détruit les mœurs.

Emmanuel Todd

Conscient, subconscient et inconscient des sociétés : économie et politique, éducation, famille et religion
Un modèle simplifié pastichant une topique freudienne permet de procéder à une représentation par couches des sociétés humaines et de leur mouvement. À la surface de l’histoire, nous trouvons ce qui est conscient, l’économie des économistes, dont les médias nous parlent quotidiennement, dont l’orthodoxie néolibérale nous assure, en un bizarre retournement du marxisme, qu’elle est déterminante. La politique relève aussi du conscient bien sûr, on pourrait même dire du bruyant.
Plus en profondeur, nous trouvons un subconscient de la société, l’éducation, couche dont les citoyens et les commentateurs peuvent percevoir l’importance quand ils pensent à leur vie réelle, mais dont l’orthodoxie se refuse à admettre pleinement le caractère déterminant, l’action puissante sur la couche consciente. Les parents savent bien que le destin de leurs enfants – réussite, survie ou naufrage économique – dépendra de leur performance scolaire. Chacun peut sans peine concevoir qu’une société efficace sur le plan éducatif réussira économiquement. Les succès scolaires finlandais ou coréens expliquent des trajectoires économiques exceptionnelles. Dans la mesure où l’OCDE (Organisation de coopération et de développement économiques) a fait de la com-paraison des performances éducatives des nations une de ses pré-occupations statistiques, on peut affirmer que le subconscient n’est désormais plus très loin du conscient, même si cette bureaucratie intellectuelle a du mal à admettre que la performance éducative dépend davantage des traditions religieuses et familiales que de l’investissement économique.
Car, plus en profondeur encore, il y a le véritable inconscient des sociétés, la famille et la religion, en leur interaction complexe.