最近俺らの世界の法律もうるさくなってよ、知ってるか?都条例なんていうのができて、ヤクザ三人いただけで、一回は解散しろっていって中止命令がでて、それで解散しなかったら捕まる時代になったんだぞ、あと公共の施設、ホテルだとかそういう所に出入り禁止だとか、そういった我々の世界に対する国家の姿勢がすごく厳しくなってきた、そんななかで、お前らやっていかなければならない、もちろん俺もなんだけれど、どう思うそういうことは? ヤクザの本質がわかってない。。
(なんでそういう差別をつけたかっていうのは? 同じ人間として)
もちろんそれにあたっては、俺らにも悪いところがあった、例えばそういう暴力的な、活発に行動した部分とかな、それをどんどんどんどん、我々が世間を狭くして、自分たちの首をしめてきたというのは事実だけれど、俺なんかが20歳ぐらいの時、21歳くらいの時か、俺らがこういう夜の街を、警察みたいに夜の警察をやって、普通の人間たちも我々を頼ってきたもんだよ、そういう時代に、俺がひとつ心残りっていうか、そういう時代をお前らに少し味あわせてやりたかったなって、それは思うよ、ただそれでも、今こういう時代になっても、俺らはそれでも生きていかなければならないわけじゃないか、でこの司法の、法律がこうやってうるさくなって改正されて、どうやって生きていく? どうやって生きていけばいいと思う?
Young Yakuza
par Jean-Pierre Limosin
http://www.youtube.com/watch?v=-NZ9FNLJ1hE
(1h25m8s)
Young Yakuza est un film documentaire français de Jean-Pierre Limosin sorti en 2008.
Naoki, jeune homme désœuvré, est placé par sa mère en apprentissage au sein d’un clan mafieux. Il va découvrir le quotidien des Yakuzas pendant une année entière. Ensuite, il lui appartiendra de choisir : y rester ou quitter cet univers.
熊谷正敏
稲川会直参・十代目碑文谷一家執行部・武蔵小山貸元・熊谷組組長
若くして鋭敏な国際感覚を備えていた熊谷正敏は、稲川裕紘三代目に目をかけられ史上最年少で稲川会直参組長に昇格した。32歳にして専務理事という稲川会史上最年少のレコードを記録。1996年には東京品川区武蔵小山貸元を襲名。貸元襲名披露には、稲川会はもちろん五代目山口組からも錚々たる親分衆が出席したほか、韓国・全羅道の組織関係者、香港の14K、新義安関係者といった異色の来賓も出席。熊谷正敏の人脈の幅広さを伺わせた。
2005年に稲川三代目が急逝。2006年の跡目問題で、碑文谷一家は熊谷正敏を筆頭に稲川英希を推薦。しかし、稲川英希の引退により三代目稲川裕紘に対して筋を通した熊谷正敏は四代目体制では代表幹部に降格。
2012年5月五代目 – 清田次郎会長から盃を受け再度直参に返り咲き。 一家、組織のために我を捨てることを自らの哲学とする親分である。 経済・経営関係をシノギとするインテリ系ヤクザと言われる一方で、古き良き任侠味のある親分としても有名である。
海外とのパイプ
海外に目を向けるようになったきっかけについて雑誌のインタビューで「日本人は井の中の蛙みたいなところがある。もちろん自分も含めて。そして集団になると強いけど、一人じゃ何も出来ないと揶揄される。次第に日本人一人でも何かできるんだということを示したいという気持ちが強くなった」と答えている。
香港のマフィアとのちょっとしたいさかいが、海外とのパイプを構築するに至ったきっかけとなった。7,8名の現地のマフィアを前に単独で一歩も引かない態度を認められ、喧嘩相手のマフィアから兄貴分を紹介される。その兄貴分の上の人物、またその上と人間関係の輪が広がり、ビジネスを持ちかけられるようになる。海外に出ても日本のヤクザという意識の強い熊谷正敏は、酒の飲み方ひとつでも、事前に断りを入れ、日本の流儀を通した。
中国マフィアについて「ヤクザと愚連隊が違うように、マフィア組織の人間と不良外国人たちは全く別のもの。それを混同するのは大きな間違いだ。香港や台湾にはきちんとした組織があって、彼らには日本に進出しようという意志はない。日本で事件を起こしマスコミなどで騒がれている不良外国人はマフィアとは違う。どんな形でも不良外国人と手を組むのは自分で自分の首を絞めるようなものなんだ」と発言している。
映画出演
2008年ジャン=ピエール・リモザン監督によるヤクザの日常を綴った『Young Yakuza』に出演した事で海外にもその名を広く知られるようになる。
この作品はヤクザの日常を描いた作品ではあるが、描かれているのは日本人的な人と人の絆であり、厳しいしきたりの影に隠された言葉で語り尽くせぬ想いや、語られぬゆえに滲む美しさである。日本では未公開だが、本国フランスではアニエス・ベーがこの映画のためにオリジナルのTシャツを制作するほどで、フランスでのヤクザ社会独特の文化に対する注目の高さが伺われる。
北野武と蓮實重彦の対談作品でも知られるジャン=ピエール・リモザンは北野武の映画に触発されてこの映画の構想を思いつき、フランスでのパーティー会場で知り合った熊谷正敏にこの映画の制作を打診した。熊谷正敏はそれ以前にもフランスの著名な映画監督ジャン=ジャック・ベネックス監督から映画への出演を打診されているが、その時は断っている。ジャン=ピエール・リモザンに限り、映画への出演を受諾した理由の詳細は不明。
この作品は2007年度カンヌ映画祭ドキュメンタリー部門に出品され熊谷正敏は、カンヌのレッドカーペットを歩いた史上初の現役ヤクザということになる。
Young Yakuza
by youngyakuza
http://youngyakuzafromjapan.blog135.fc2.com/
“YOUNG YAKUZA”is documentary film directed by Jean-perret Limosin.
Limosin is inspired by the movies directed by Takeshi Kitano.
Kitano often takes up yakuza and violence in his art work.
He is a master to express the intensity of human life by describing violence.
In reality, Japanese Yakuza is not so violent and unprincipled as they are in screen.
Actually, their regular life is strictry regulated by severe commandment and tacit understanding.
It is important for them to abide traditional principles.
In ordinaly life, they are pretty gentle and harmless to ordinary people,
but if by any chance, anyone hurt their company, they can be brutal and merciless.
The bond of their company is pretty strong.
They care for their company like their real family.
Their attitude remaind us ancient Japanese Samurai.
In modern times, it is rare experience to meet Japanese who have Samurai Spirit.
Yakuza may be last Japanese who have succeeded Samurai Spirit.
This is one of the reason why Takeshi Kitano choses yakuza as main theme of his films.
Somehow, Limosin has found out similar angle with Kitano,but their approach is different.
There is no violence scene, nor sensational incident in 『YOUNG YAKUZA』
Limosin tried to describe ordinary life of Japanese Yakuza.
As a result he had succeeded to describe Yakuza as Japanese traditional culture.
This movie is sucessful example to know real life of Japanese Yakuza who
sustain Japanese traditional culture.
A very good introduction to the modern yakuza (PDF)
by Japan’s National Police Agency (NPA)
http://www.japansubculture.com/wp-content/uploads/2011/10/White_Paper_2010_5.pdf
(sk)
時代の変化の荒波を受けているのは、図書館や新聞社だけではない。ヤクザもまた、時代の変化に翻弄されている。
どうやって生きていく? どうやって生きていけばいいと思う? という質問は、ライブラリアンも、ジャーナリストも、エンジニアも、書店で働く人たちも、音楽業界の人たちも、巨大スーパーができたために客の減った商店主たちも、みんなみんな、同業者たちに、そして自分に問いかけてきたものだ。
時代に抗うのも、時代に乗るのも、個人の自由、選択ということになるのだが、自分たちが変わる以上に、変わりたくない人たちを説得することの難しさを熊谷正敏がどう乗り越えたのか、聞いてみたい気がする。